ごあいさつ
⾃分は小児科医として⼩児がんの⼦どもたちを主に診てきました。医学が進歩し、たくさんの⼦どもが治る時代になってきた⼀⽅、どうしても天へ旅⽴ってしまう⼦達もいます。その最後の貴重な時間をおうちに帰って過ごしたいと希望する⼦どもや家族もいます。しかし、⼩児がんの末期には緩和治療や輸⾎など、たくさんの医療ケアを持って帰らないといけない場合が少なくありません。病院では地元施設を必死でさがしますが、引き受けてくれる訪問診療所は限られており、希望が叶えられないことも多々ありました。今度は⾃分がそれを引き受ける側になり、少しでもそのような家族の希望を叶えてあげたい、というのが訪問診療を志したきっかけです。 その実際を経験したり勉強したりする中で、もっと数多く存在する医ケア児(者) たちの現状も知ることができました。また平⾏して⼀般の⼩児科クリニックでの⼀般外来もしてきましたが、診察室での短期間のつきあいだけではなく、患児・家族の⼈⽣にもっと寄りそうような働き⽅の⽅が⾃分には合っていると感じました。 微力かもしれませんが、少しでも患者・家族に喜んでもらえるようにがんばりたいと思います。
診療所の名前にこめた思い

- 子どもの頃からよく食べていた「おむすび」。遠足、運動会、ピクニック、楽しい記憶とも結びついています。美味しいだけじゃなく、食べているとなんだかほっとするような、わくわくするような気持ちにもなりますよね。 おむすび診療所はそんな身近で愛される存在になりたいと思っています。
- 漢字で書くと「御結び」。「結ぶ」は、人と人、場所や機会、ご縁を結ぶ、繋げる、まとめる、創る、固まる、締めること。 在宅ですごす人たちがが孤立することなく、必要な人や部所と結ばれることでより豊かに暮らせるようになります。患者さんやご家族はもちろんですが、診療所のスタッフ、関連する医療・介護の関係者、支えてくれる地域の人たち、そんなみんなとのご縁を大切にしたいと思い、「おむすび診療所」と名付けました。
- おむすび豆知識
おにぎりとおむすびの違い。呼び方の歴史、呼び分けなどを解説! - For your LIFE子どものころからよく食べていた「おにぎり」。「おむすび」という呼び方もあり、どちらの言い方が正しいのか気になっhttps://fumakilla.jp/foryourlife/509/